「中盤で重要な存在となった」 セルティック旗手、ジョタらとクラブ史上最高額の移籍金更新の可能性浮上
現在のクラブ史上最高額はアーセナルに移籍したティアニーの41億円
日本代表MF旗手怜央は、今年1月にスコットランド1部セルティックに加入すると、瞬く間にチームの主軸に定着し、欧州での評価を高めている。英メディア「GIVE ME SPORT」は、旗手を筆頭にイスラエル代表FWリエル・アバダ、ポルトガル人FWジョタの3選手は、移籍金のクラブ史上最高額を更新する可能性があると報じている。
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旗手、アバダ、ジョタは、合計で週給4万3000ポンド(約700万円)を得ていると報じられている。アンジェ・ポステコグルー監督の率いるチームで主力となっている彼らは、クラブに大きな利益をもたらすことになるかもしれない。
記事では、旗手について「1月に140万ポンド(約2億2700万円)の移籍金でJリーグの川崎フロンターレから加入すると、すぐに中盤で重要な存在となった。日本代表は公式戦31試合に出場して10得点(5得点5アシスト)に絡み、カラム・マクグレガーとマット・オラリーと中盤で強力な連係を見せている」と評価した。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」のアンソニー・ジョセフ記者は、「彼らが選手を売却している移籍市場は、年を追うごとに大きくなっている。セルティックは同じ規模の補強はしていないが、今後はより大きな金額を要求でき、近い将来は規模も大きくなるだろう。旗手、アバダ、ジョタの売却が、新たなクラブ史上最高額になっても、私にとっては全く不思議ではない」と、指摘した。
現在のところセルティックの移籍市場最高額は、2019年夏にスコットランド代表DFキーラン・ティアニーをイングランド1部アーセナルに売却した際の2500万ポンド(約41億円)になっている。記事では、代理人を変えたばかりのアバダがこの金額を塗り替える最有力候補に挙げているが、旗手のステップアップ移籍にも、その可能性があるかもしれない。
日本人選手の移籍金最高額は、2019年2月にポルトガル1部ポルティモネンセからカタール1部アル・ドゥハイルへ移籍した元日本代表MF中島翔哉の3500万ユーロ(約50億円)となっているが、はたして旗手はこの金額に迫るクラブ史上最高額の移籍金を残せるような選手になるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)