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イングランド代表、元チェルシーのトゥヘル監督就任の可能性浮上で賛否 「必要なこと」「勘弁してくれ」
「W杯で勝つ可能性を残したいなら、明日にでも就任させるべき」という声も
2022-23シーズン開幕直後、イングランド1部チェルシーの監督を電撃解任されたトーマス・トゥヘル氏にイングランド代表監督就任の可能性が指摘されている。ドイツ紙「ビルト」のクリスティアン・ファルク氏は自身のツイッターで「トーマス・トゥヘル氏は、将来的にスリーライオンズの監督をしている可能性」の真偽について「真実」と報じ、さまざまな意見が寄せられている。
チェルシーの監督に就任した直後にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制し、FIFAクラブワールドカップ(W杯)初制覇も成し遂げたトゥヘル氏だが、今シーズン開幕直後にトッド・ベイリー新オーナーによって解任された。現在はフリーの立場ながら、その手腕は高く評価されており、低迷するイングランド代表の監督就任を求める声も少なくない。
そうした状況で、ファルク氏はトゥヘル氏のイングランド代表監督就任の可能性について「真実」と報じると、さまざまな反応が寄せられた。「これは必要なことだ」「実現させよう」「W杯で勝つ可能性を残したいなら、明日にでも就任させるべき」「これは大歓迎」「ノックアウトの大会に強い、質の高い監督だ。イングランドにとって最高のオプション」といった肯定的な意見が多いなか、「勘弁してくれ」「トゥヘルのサッカーは眠くて見てられない」「やめよう。選手を適切なポジションでプレーさせられない」といった声も挙がっている。
英紙「ザ・サン」は、カタールW杯前の6試合で未勝利となっているイングランド代表のガレス・サウスゲート監督が「かつてないプレッシャーにさらされている」として、2024年12月まで契約が残っている監督が、カタールW杯後に退任する可能性を報じた。
そして後任候補として、トゥヘル氏の後任としてチェルシーの監督に就任したばかりのグレアム・ポッター氏を本命としつつ、ニューカッスルのエディー・ハウ監督、そしてパリ・サンジェルマンの監督を退任してからフリーのマウリシオ・ポチェッティーノ氏らの名前も挙げている。
トゥヘル監督がカップ戦で結果を出していることから、カタールW杯前の監督就任を望む声も挙がっているが、開幕まで2か月を切るなかで、驚きの人事は行われることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)