2ゴール&相手DF退場誘発 ソン・フンミンの圧巻パフォーマンスを英称賛「フランクフルトには同情」
前回対戦でノーゴールに抑えられたフランクフルト相手に“リベンジ”成功
イングランド1部トッテナムは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節でドイツ1部フランクフルトを3-2で下した。英紙「ガーディアン」は2得点を決め、さらに相手DFの退場を誘発した韓国代表FWソン・フンミンを「魅力的なパフォーマンス」と称賛した。
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アウェーでのフランクフルト戦はスコアレスドローに終わっていたトッテナム。本拠地に戻って迎えたリターンマッチでは、前節に沈黙したケインとソン・フンミンのコンビが輝きを放った。
日本代表MF鎌田大地のゴールで先制を許す展開となったが、前半20分にケインのスルーパスに抜け出したソン・フンミンが右足のシュートを決めて同点。その8分後にはケインが自ら倒されて得たPKを決めて逆転した。
そして前半36分、右サイドのMFピエール=エミール・ホイビュアの浮き玉のクロスからソン・フンミンが左足のダイレクトボレーを叩き込んでリードを広げた。後半に入るとフランクフルトのDFルーカス・トゥタがソン・フンミンへのファウルで立て続けに警告を受け、退場処分となった。
後半42分にフランクフルトが1点を返し、その後にケインがこの日2度目のPKを外す場面もあったが、トッテナムは3-2で勝利を収めた。
英紙「ガーディアン」はトッテナム勝利のなかで、2得点を決めた韓国代表FWの活躍を取り上げ、「このソン・フンミンと85分間対峙したフランクフルトのDFたちには同情する」「魅力的なパフォーマンス」と称賛。トゥタが退場に追い込まれたように、この日のソン・フンミンはまさに手のつけようがない存在だった。
前節は元日本代表MFの長谷部誠を中心とするフランクフルトの守備陣に封殺されたトッテナムだったが、本拠地できっちりとリベンジを果たした。2勝目(1分1敗)を挙げてグループD首位に浮上し、決勝トーナメント進出への望みをつないだ。一方、敗れたフランクフルトは1勝1分2敗で最下位に転落した。