清武がCL初先発へ セビージャ2列目の一角を担い、イタリア王者ユベントスに挑む

10番を背負う期待の新戦力ナスリは、ウイルス感染により登録メンバー外

 セビージャの日本代表MF清武弘嗣が、14日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)開幕戦で激突するイタリア王者ユベントス戦でスタメンデビューの可能性が高まっている。一方、セビージャの10番を背負う元フランス代表MFサミル・ナスリは、ウイルス感染により試合の登録メンバーから外れたことが発表された。

 今夏の移籍市場でマンチェスター・シティから期限付き移籍で加入したナスリだが、この大一番を欠場することが決まった。セビージャはチームの公式サイトで「傷からのウイルス感染」と発表している。19人のユベントス戦への帯同メンバーに名前は入らなかった。

 一方で、清武はスタメン出場の可能性が高まっている。現地で生中継を担当するスポーツ専門衛星放送局「ユーロスポーツ」のイタリア版は、セビージャのシステムを4-2-3-1とし、清武は2列目の右サイドで起用されると予想した。トップ下には、イタリアのパレルモから加入したMFフランコ・バスケスが入る見込みで、1トップにはFWルシアーノ・ビエットが復帰するとされた。

 10日のリーガ・エスパニョーラ第3節ラス・パルマス戦は欠場していた清武だが、指揮官が代表活動に活動していた清武のコンディションを考慮し、あえて温存していたと見られる。ユーベ戦での活躍を期待し、チームに合流後はコンディションの調整に専念させていたようだ。

 

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