バイエルンがCL新記録のホーム13連勝を達成! “20得点0失点”で公式戦5連勝と破竹の快進撃
CL初戦でロストフを5-0と一蹴 レバンドフスキとキミッヒが各2ゴール
ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンは13日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節でロシアのロストフと対戦。エースFWロベルト・レバンドフスキの先制ゴールやMFヨシュア・キミッヒの2ゴールなどで5-0と大勝。CL新記録となるホーム13連勝を達成した。
バイエルンは前半28分にレバンドフスキがPKをゴール左隅に決めて幸先良く先制。前半アディショナルタイムにはDFダビド・アラバのクロスをFWトーマス・ミュラーが合わせて追加点を奪った。2-0で迎えた後半にも圧巻のゴールラッシュを見せ、後半8分にキミッヒが左からのクロスをゴール前で押し込み3点目。同15分にはDFフアン・ベルナトのクロスから再びキミッヒが、今度は頭で決めて4-0とした。試合終了間際にはカウンターからゴール前まで駆け上がったベルナトが決めてトドメを刺すなど圧倒的な実力差を示したバイエルンが、5-0でロストフを一蹴した。
バイエルンはこれでCLのホームゲーム13連勝となった。 データ会社「オプタ」によれば、2006年から08年にかけてマンチェスター・ユナイテッドが達成した12連勝を抜いて、CL新記録となった。なお同日のゲームでセルティックを7-0で粉砕したバルセロナは、ユナイテッドの記録に並ぶホーム12連勝を記録している。
今夏にアンチェロッティ新監督を招聘したバイエルンは盤石の態勢を築いている。今季最初の公式戦となったドイツ・スーパーカップで国内最大のライバルと目されるドルトムントに2-0と快勝を収めると、DFBポカール1回戦のイェナ戦(5-0)、ブンデスリーガ開幕戦のブレーメン戦(6-0)、2節のシャルケ戦(2-0)と順調に白星を重ね、このロストフ戦まで5試合で20得点0失点という圧倒的な成績で公式戦5連勝を飾っている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images