レアルのハーランド獲り浮上 近未来の獲得検討か…ベンゼマの「後継者として希望」と海外指摘
2023年シーズン限りで契約が切れるベンゼマの後釜候補に浮上
昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とラ・リーガ制したスペイン1部レアル・マドリードが、イングランド1部マンチェスター・シティでゴール量産中のノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの将来的な獲得を目論んでいるという。米スポーツ専門局「ESPN」が「2024年にカリム・ベンゼマの後継者として希望」と報じている。
昨季までボルシア・ドルトムントでプレーしていたハーランドは今夏、複数の新天地候補が挙がったなかでプレミアリーグ王者のシティへ加入。ここまで公式戦13試合で20ゴールをマークし、プレミアリーグではすでに3度のハットトリックを達成する驚異的な活躍を見せている。
そんなハーランドに対し、レアルがフランス代表FWカリム・ベンゼマの後継者候補としてターゲットにしているという。米スポーツ専門局「ESPN」は、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のフロリアン・プレテンバーグ記者のSNSツイートを引用する形で「2024年にカリム・ベンゼマに代わる選手として、ハーランドの獲得を最優先している」と、その可能性について報じている。
記事では、「2024年に有効になる2億ユーロ(約283億円)の放出条項を利用することを目指して、彼の獲得に動くまで待つつもりだ」と指摘。一方で「シティのペップ・グアルディオラ監督は、ハーランドの契約書にそのような条項があることを否定している」とも報じている
ベンゼマとレアルの契約は2023年まで。契約延長も視野に入っているとされる一方、今後の去就は明らかにされていない。ベンゼマの後釜候補は当初、フランス代表FWキリアン・ムバッペが最有力とされたが、パリ・サンジェルマン(PSG)と契約延長。「ほかに明確なターゲットが現れない限り、このノルウェー人選手を注視しているようだ」と、ハーランドの動向を追っていくスタンスであることが伝えられた。
(FOOTBALL ZONE編集部)