なぜ選手たちは激昂? アーセナル×リバプール、一触即発の両チーム口論をFAが調査へ
リバプールMFヘンダーソンとアーセナルDFガブリエウ・マガリャインスが激しく口論
イングランド1部のプレミアリーグ第10節アーセナル対リバプールの終盤に、両チームの選手が激しく入り乱れるシーンがあった。渦中の人物はリバプールの主将MFジョーダン・ヘンダーソンとアーセナルのDFガブリエウ・マガリャンイスだ。
トラブルが起きたのは、2-2で迎えた後半31分、左サイドからのクロスに反応したアーセナルFWガブリエウ・ジェズスの左足にMFチアゴ・アルカンタラが伸ばした右足が接触し、アーセナルにPKが与えられた直後。ピッチ上でヘンダーソンとマガリャンイスが激しい口論を繰り広げ、徐々にヒートアップしていったところにほかの選手たちが仲裁に入る格好となった。特にマガリャンイスとMFグラニト・ジャカは激昂した様子で、ヘンダーソンに詰め寄る場面もあった。
その後、マイケル・オリバー主審がタッチライン際でアーセナルのミケル・アルテタ監督、リバプールのユルゲン・クロップ監督の両方を呼んで何が起きたのか説明する一幕もあった。英紙「ザ・サン」によれば、FA(フットボール・アソシエーション)はこの件に関して調査を行うとしている。
FAの広報担当者は「我々はアーセナルとリバプールの試合中に起きた出来事を認識している。マッチオフィシャルと協議し、事件の詳細を確認する」と声明を発表。“事件”の詳細は明らかにされていないが、ヘンダーソンとマガリャンイスの間に何か重大な問題が起きたことは間違いなく、なんらかの処分が下される可能性があるようだ。
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