なでしこJ、ニュージーランドに2-0快勝 宮澤ひなた&植木理子がゴール、17歳小山史乃観が代表デビュー
熊谷紗希をボランチで起用するテストも 22日に来年の女子W杯組み合わせ抽選会
なでしこジャパン(日本女子代表)は10月9日にニュージーランド代表との国際親善試合を行い、前後半に1ゴールずつ奪って2-0の勝利を飾った。
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日本は6日のナイジェリア戦に続いて3バックを採用。Jリーグでは一般的になっている3-4-2-1システムを採用し、この日は1トップにFW植木理子が入って2シャドーはMF宮澤ひなたと、ナイジェリア戦がデビューで代表初スタメンのMF藤野あおばが入った。ニュージーランドは来年の女子ワールドカップ(W杯)をオーストラリアと共同開催することが決まっており、強化を図っている。
立ち上がりからボールをかなり保持して敵陣でゲームを進めた日本は、コーナーキックも数多く獲得したがなかなかゴールが生まれなかった。前の3人にボールが入った時にワンタッチで展開する回数が少なく、なかなかこのシステムの長所を生かせない面が出た。
ようやく先制点が生まれたのは前半44分だった。左サイドから切り込んだ日本はゴール前で細かいパス交換が入り、最後はフリーになった宮澤が左足で流しこんでゴールを奪い1-0のリードでハーフタイムを迎えた。
後半から池田太監督はMF長野風花を投入。すると後半16分、長野がゴール前に右足クロスを入れると植木が頭で叩いて追加点。後半半ばからはDF宝田沙織を投入して主将のDF熊谷紗希をボランチで起用するテストも行った。終盤には17歳MF小山史乃観が起用され、代表デビューを飾るなど実りある一戦となった。
日本はこのまま2-0で試合を終え、ナイジェリア戦に続き10月の国際試合を2連勝。22日に来年の女子W杯組み合わせ抽選会が行われ、来月にはイングランド代表とスペインを会場に国際親善試合を行う。
(FOOTBALL ZONE編集部)