元バルサMF「私を軽蔑していた」 指揮官クーマン氏へ恨み節「戦術もアイデアも何もなかった」
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFピャニッチがバルセロナ時代を回想
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチ(シャルージャFC)が、元FCバルセロナ指揮官のロナルド・クーマン氏の指導を振り返り、「インテンシティーも戦術もアイデアも何もなかった」と批判した。米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
ピャニッチは2020年夏にユベントスからバルセロナへ移籍。当時チームを率いていたのがクーマン氏だった。リーグ戦出場は19試合(先発6試合)にとどまるなど冷遇され、昨シーズンはトルコのベシクタシュに期限付き移籍をした。
今夏にはバルセロナに復帰したものの9月に契約解除。その後、UAEのシャルージャにフリーで加入した。ピャニッチはオランダ人指揮官への恨み節を口にしている。
「クーマン監督のトレーニングには驚いたよ。インテンシティーも戦術もアイデアも何もなかった。我々は試合の準備が何もできていなかった」
ピャニッチが加入した2020-21シーズン、バルセロナは国王杯を制したものの、リーグ戦3位で終了。翌シーズンも結果が出ず、クーマン氏は途中解任となり、シャビ・エルナンデス監督が招聘された。
ピャニッチはクーマン氏を批判した一方で、「シャビ監督の下では準備もトレーニングも順調なんだ。僕がすべてを勝ち取ったユベントスとよく似ているよ」と監督交代によって状況が好転したと語っている。
ユベントス時代には多くのタイトルを手にしたピャニッチだが、バルセロナ移籍を機にキャリアは下降線。9月にはスペイン紙「マルカ」のインタビューでも「クーマンは私を軽蔑していた」と恨み節を残しており、クーマン氏とはそりが合わなかったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)