MF伊藤涼太郎が後半に2ゴールと躍動、終盤にもFWアレクサンドレ・ゲデスが加点

　J2リーグ第40節は10月8日に各地で行われ、現在首位のアルビレックス新潟はホームでベガルタ仙台と対戦し、3-0で勝利した。この結果、勝ち点81に伸ばしてJ1自動昇格圏内の2位以内が確定。2試合を残して6年ぶりのJ1復帰を決めた。

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　引き分け以上でJ1昇格決定となる新潟は、約3万5000人が詰めかけた本拠地デンカビッグスワンスタジアムでの一戦で、序盤から優位に展開。自慢のパスワークで攻勢を仕掛け、前半7分にはMF小見洋太が決定的シュートを放つなど、サポーターの声援を後押しに主導権を握る。

　仙台の粘り強い守備の前にスコアレスのまま推移したが後半19分、スローインのリスタートでMF伊藤涼太郎がペナルティーエリア内から右足シュートを突き刺して均衡を破る。さらに同32分、ゴール前でのパスワークから伊藤がこの試合2ゴール目となる左足シュートを決めてリードを広げた。

　その後も危なげなく試合を進めた新潟は、後半アディショナルタイム4分にもカウンターからFWアレクサンドレ・ゲデスが1ゴールを加え、3-0で勝利。この結果、J1自動昇格圏内の2位以内が確定し、2017年のJ1降格決定後、6年ぶりとなるトップカテゴリーへの復帰を決めた。