昨季2位リバプールとホームで対戦、冨安のコメントに現地メディア注目

　日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは、プレミアリーグで次節（現地時間10月9日）にリバプールと対戦する。アーセナルが首位を走っているのに対し、リバプールは今ひとつ波に乗れていないなかでの直接対決。冨安は「彼らを倒す準備はできている」と昨季2位チーム撃破に自信を覗かせている。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」がコメントを報じた。

　昨シーズンはプレミアリーグで開幕3連敗を喫するなど序盤戦で躓いたアーセナルだが、今季は開幕5連勝とロケットスタート。8試合を終え、7勝1敗の勝点21で首位に立つ。

　対する昨季2位のリバプールは、7試合を終えて2勝4分1敗の勝点10。負けが混んでいるわけではないが、勝ち切れない試合が続いている。

　昨季はホーム、アウェーともにリバプールが勝利を収めているこのカードだが、冨安はチームが好調のなかで白星を手にする自信を示している。

「リバプールはリバプールです。もちろん簡単なゲームにはならないでしょう。全員がチームのためにプレーする必要があります。僕らは昨シーズンよりも良いチームになっているし、彼らを倒す自信を持っています。怖れはありません。

　僕らは6万人のサポーターを背に戦います。3ポイントを目指して戦う必要があります。ドレッシングルームの雰囲気はとてもいいですし、リーグ戦で首位に立っているという自信もあります。彼らを倒す準備はできています。ワールドカップが始まるまでたくさんの試合があるので、全員がチームのためにプレーする準備をしなければならないでしょう」

　ここまでプレミアリーグではスタメンの機会がない冨安だが、直近のUEFAヨーロッパリーグ第3節ボデ/グリムト戦（3-0）は先発フル出場で勝利に貢献した。リバプールとのビッグマッチでは出番が与えられるだろうか。