アーセナル冨安、熾烈なレギュラー争い歓迎 ホワイトの実力に見解「彼から学ぶ必要ある」

アーセナルでプレーする冨安健洋とベン・ホワイト【写真:Getty Images】
アーセナルでプレーする冨安健洋とベン・ホワイト【写真:Getty Images】

アーセナル加入後に右SBへ定着も、怪我で出遅れた今季は2番手に後退

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋はイングランド代表DFベン・ホワイトとの熾烈なポジション争いを歓迎している。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じている。

 昨シーズンはイタリア1部ボローニャから加入1年目で即右サイドバックのレギュラーに定着した冨安だが、怪我で出遅れた今季はポジションをホワイトに明け渡した。プレミアリーグ7試合はすべて途中出場で、主戦場はUEFAヨーロッパリーグ(EL)となっている。

 冨安は現地時間10月6日のELグループステージ第3節ボデ/グリムト戦(3-0)で先発フル出場で勝利に貢献。「勝ち点3が取れて、クリーンシートも達成できて本当に良かった」と結果には手応えを感じている一方で「90分間、試合をコントロールすることは出来なかったので僕にとっては十分な結果ではなかった。自分のパフォーマンスには満足していない」と反省も口にした。

 さらに、熾烈なポジション争いについて、競争が自分の成長につながっていると語った。

「アーセナルのようなビッグクラブでプレーしていると、常にほかの選手と競争することになります。競争が僕をより良い選手にしてくれます。公平に見て、彼(ホワイト)は非常によくやっていて、ファンタスティックな活躍をしています。トレーニングセッションでも彼からたくさんのことを学ぶ必要があります」

 昨季までは冨安が右サイドバック、ホワイトが右センターバックとしてともに4バックを築いたが、今季は2人が直接ポジションを争うライバルとなった。冨安はビッグクラブではそうやってしのぎを削るのが当たり前、そして成長のために必要なことだと競争を歓迎していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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