三笘薫は“ビッグ6”との対戦に向けた切り札? 新監督の「恩恵を受ける選手」4人に現地選出

ブライトンの日本代表MF三笘薫【写真:Getty Images】
ブライトンの日本代表MF三笘薫【写真:Getty Images】

直近のプレミアリーグ・リバプール戦では同点ゴールをお膳立て

 イングランド1部ブライトンは今季、プレミアリーグ4位と好位置につけている。9月にグラハム・ポッター監督からイタリア人指揮官のロベルト・デ・ゼルビ監督に交替したなかで、地元メディア「Sussex Express」は、「ロベルト・デ・ゼルビの恩恵を受けるブライトンの4選手」を取り上げている。

 ブライトンは9月8日にポッター監督が同じプレミアリーグのチェルシーに引き抜かれ、同18日にデ・ゼルビ監督を招聘。新体制初陣となった10月1日のプレミアリーグ第9節リバプール戦(3-3)では、ベルギー代表FWレアンドロ・トロサールがハットトリックを達成して引き分けた。

 7試合を消化して4勝2分1敗で、アーセナル、マンチェスター・シティ、トッテナムに続いて4位につけるブライトン地元メディア「Sussex Express」は「ロベルト・デ・ゼルビの恩恵を受けるブライトンの4選手」と見出しを打ち、ポゼッションしつつ、激しいプレスも求める新監督の下でより生きるであろう選手にフォーカスしている。

 記事では、プレミアリーグ7試合で5ゴール2アシストを記録しているトロサール、元イングランド代表FWダニー・ウェルベック、イングランド人DFアダム・ウェブスターとともに、日本代表MF三笘薫の名前も挙がっている。

「ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへのレンタルから復帰して以来、彼の能力を示す機会はほとんど与えられていない。しかし、限られたプレー時間の中で、リバプール戦では同点ゴールにつながるクロスを決め、対戦相手にダメージを与えられることを証明した。三笘投入後、デ・ゼルビ監督は3-4-2-1から4-4-2、さらには4-2-3-1へとシステムを変えた。フォーメーションの流暢さは、ビッグ6との対戦に向けた戦術のメイン部分となる。それが上手く機能させるためには、スタメン以上の活躍を見せられるプレーヤーを必要とする。彼の(プレー)ペースは、試合後半に疲れた選手に対して壊滅的なダメージを与える」

 現状ではスーパーサブの役割は変わらないかもしれないが、デ・ゼルビ監督の下で三笘が重宝されることは間違いなさそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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