久保建英は「自分が正しかったと証明」 2トップの一角としての活躍をスペイン紙評価「説得力がある」

レアル・ソシエダで活躍する久保建英【写真:Getty Images】
レアル・ソシエダで活躍する久保建英【写真:Getty Images】

新天地でリーグ戦7試合に出場して2ゴール2アシストを記録

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は今季、新天地でリーグ戦7試合に出場して2ゴール2アシストを記録している。現地時間10月2日に行われたリーガ・エスパニョーラ第7節ジローナ戦(5-3)で1ゴール1アシストの活躍を見せ、スペイン大手紙は「不安を払拭し、正しかったことを証明」と評価している。

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 久保は2019年6月、スペイン1部レアル・マドリードと契約。その後、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ、マジョルカと期限付き移籍で経験を積み、今年7月19日にレアル・ソシエダへの完全移籍(レアルが保有権50%を所有)が決まった。

 レアル・ソシエダは数年前から久保を追い、今回の移籍に関してもレンタルではなく、完全移籍の形に強いこだわりを見せた。今季、ノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートとともに攻撃を牽引する活躍は、期待に応えるものだと言っていいだろう。

 スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、ゲルマン・メレロ記者が「久保が不安を和らげる」と題したコラムを掲載。今夏に加入したナイジェリア代表FWウマル・サディクが右膝前十字靭帯断裂という今季絶望の重傷を負ったなか、久保が存在感を増していると評価している。

「久保は(移籍後初ゴールを決めた)最初の試合で夏の不安を払拭し、自分が正しかったことを証明した。ビジャレアル、ヘタフェ、マジョルカで上手くいかなかったとしても、少なくとも今のところ、レアル・ソシエダでの久保は説得力がある。彼は、セカンドストライカーとして自分を表現するための場所を見つけました。エキゾチックな賭けは成功している」

 現地時間10月6日に行われるUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節FCシェリフ・ティラスポリ(モルドバ)戦でのプレーにも期待が懸かる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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