J2甲府、“4連続大金星”での天皇杯決勝進出と元シンガポール代表監督に海外注目 「最大の驚き」

甲府がJ1鹿島を破り天皇杯決勝進出【写真:Getty Images】
甲府がJ1鹿島を破り天皇杯決勝進出【写真:Getty Images】

天皇杯準決勝で鹿島に1-0勝利の甲府、吉田監督や快進撃に海外メディアが反応

 天皇杯準決勝の2試合が10月5日に各地で行われ、J2ヴァンフォーレ甲府とJ1サンフレッチェ広島がそれぞれ決勝に進出。海外メディアは甲府の快進撃に注目し、「最大の驚き」と報じている。

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 甲府は3回戦で北海道コンサドーレ札幌(2-1)、4回戦でサガン鳥栖(3-1)、準々決勝でアビスパ福岡(2-1)を次々撃破。この日鹿島アントラーズと対戦し、FW宮崎純真の決勝ゴールで1-0と競り勝ち、J1勢に4連勝で決勝進出を決めた。

 インドネシアの情報サイト「bolaskor.com」は「吉田達磨を覚えている? 2020年AFFスズキカップのシンガポール代表の元監督だ」と、甲府を率いる指揮官に注目。東南アジア王者を決めるAFFスズキカップで、2020年当時にシンガポール代表を率いていた吉田監督だったが、準決勝でインドネシアに敗れていた。

 今年の天皇杯では、J2の東京ヴェルディが3回戦で昨季J1リーグ王者の川崎フロンターレに1-0と勝利し、続けてJ1ジュビロ磐田に2-1と勝利。ベスト8でJ1京都サンガF.C.に1-2と敗れたものの大きな注目を浴びていた。

 記事では「最大の驚きは、東京ヴェルディの旅ではなく、同じJ2リーグ、ヴァンフォーレ甲府がもたらしたものだった」と報じ、「宮崎純真のゴールで鹿島アントラーズを1-0で下し、頂上決戦に進出した」と吉田監督率いる甲府の進撃を伝えている。

 もう1試合では、広島が延長戦の末に京都に2-1と勝利し、9大会ぶりの決勝進出を決めた。J2勢として8大会ぶりに準決勝突破を果たし、クラブ決勝初進出となった甲府は今月16日に日産スタジアムで行われる決勝に挑むなか、J1勢に破竹の5連勝で優勝を飾るのか注目が集まる。

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