フットサル日本代表18歳FP原田快、2試合ぶり投入直後にゴール演出 「スーパーサブって感じ」
スーパーサブとして流れを変える同点ゴールを演出
AFCフットサルアジアカップ(アジア杯)に出場しているフットサル日本代表の唯一の海外組である18歳のFP原田快が、短い出場時間で流れを変えた。
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10月4日に行われた準々決勝のインドネシア戦、フットサル日本代表は第2ピリオド開始早々にミスから先制点を与えてしまう。その後、反撃に出るがなかなか流れを変えられなかった。そうしたなかでチャンスを与えられたのが、今夏にスペイン2部バルセロナBへ移籍したチーム最年少のドリブラーだった。
1次ラウンド第2節の韓国戦(6-0)ではプレー機会を得た原田だったが、第3節のベトナム戦(2-0)は、まさにピッチに入ろうとビブスを脱ぎ、準備をしたタイミングでチームが先制点を挙げ、ピッチに立つ機会はなかった。そのため、第2ピリオドの12分に与えられた出場機会は実に2試合ぶりのものだった。
第1ピリオドは全く出ていなかったため、ボールに触るのはウォーミングアップの時以来、約1時間ぶり。ファーストプレーから相手に対して仕掛けようとした原田だったが、「(上村)充哉とか、水谷(颯真)選手とかがドリブルできていなかったので、『やるしかないな』と思っていたんですけど、入ったらやっぱり緊張しましたね。ゴールを決めたかったので、中にカットインしたのですが足元がもつれて無理でした」と、ファーストプレーを振り返って苦笑する。
最初のドリブルはややボールが足についていなかった原田だが、チームメイトは彼にボールを集め、右サイドで1対1が仕掛けやすいようにほかのFP3選手が左に寄るアイソレーションを仕掛けた。原田は得意のドリブルで外から中央にボールを運んだが、その時に相手選手にボールをつつかれる形となり、流れたボールの先でFP金澤空がダイレクトシュートを放ち、同点ゴールを決めている。
この場面も、原田は最終的に自分がボールを蹴ったのか、相手がボールを蹴ったのか、正確には覚えていなかった。「僕のドリブルしようとした先にはカバーがいたので、(金澤)空がフリーだったのでパスを出そうとしたのですが、どんな感じになったのか覚えていません(笑)。自分では普通にパスを出したつもりだったんですけど、(石田)健太郎くんにも『ミス』って言われましたが、自分としてはいつも通りでした」と、振り返った。
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