「闘莉王TV」最新回で、エクアドル戦の2ボランチを10点満点で採点

　森保一監督率いる日本代表（FIFAランキング24位）は9月27日、ドイツ・デュッセルドルフで行われた国際親善試合でエクアドル代表（同44位）と対戦し、0-0と引き分けた。メンバー26人発表前のラストアピールの機会となったなか、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は出場選手を格付け。スペイン2部レガネスのMF柴崎岳とドイツ2部デュッセルドルフ田中碧のダブルボランチに落第点で課題を突き付けている。

【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信！

　闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」最新回のテーマは、エクアドル戦を戦った日本代表。出場選手を10点満点で採点する格付け企画を行なったなか、技巧派が並んだダブルボランチにダメ出ししている。

「田中選手と柴崎選手、まとめて4点。ダメだ。全部ダメだ。自分たちの何がストロングかというと、ボールを回すこと。ボールをもっと持って。2人で400回ぐらいパスを回さないと」

　中盤でボール支配率を高めることができなかった2人に闘将は忖度なしの苦言を呈している。11月1日のワールドカップメンバー発表までアピールのラストチャンスで、生き残りに必死な2人は横パスでチームのために時間を作るよりも、前線に向けて精度の低いロングパスを連発していたと苦言を呈している。

「お互いどっちが目立たないといけないか。勝負しないといけない、アピールしないといけないのは分かる。ロングパス一個も当たっていない。お互い400回パスしていたら、この2人は凄いと思える。普段、田中選手をプッシュするが、今回はダメだ」

　ドイツ1部シュツットガルトのMF遠藤航の故障で懸案事項となった森保ジャパンのボランチ問題に深く切り込む最新回になっている。