フランクフルト躍進の鍵に? 鎌田大地ら「秘密兵器」と称賛、独メディア指摘「非常に危険な存在」
チーム最多の4得点の鎌田らを擁するMF陣に脚光、中盤ユニットの貢献度を絶賛
日本代表MF鎌田大地、MF長谷部誠が所属するドイツ1部フランクフルトは昨季UEFAヨーロッパリーグ(EL)を制するなど躍進を続けている。そんなチームを支えているのはここまでチーム最多の4得点の鎌田らを擁するミッドフィールドだとドイツテレビ「SPORT1」が取り上げている。
近年のフランクフルトといえば、FWセバスティアン・ハラー(現ドルトムント)やFWルカ・ヨビッチ(現フィオレンティーナ)、FWアンテ・レビッチ(ACミラン)、FWアンドレ・シウバ(RBライプツィヒ)などストライカーの台頭が目立っていた。
しかし、そうしたなかで今季攻撃陣を牽引しているのは中盤の選手たちだ。ここまでのブンデスリーガ8試合で決めた16得点のうち9得点が鎌田(4得点)、MFマリオ・ゲッツェ、MFセバスティアン・ローデ(各2点)、MFジブリル・ソウ(1得点)らが決めたもので、同メディアは彼らを「(チームの)秘密兵器」と称し、「アイントラハトの中盤センターは非常に危険な存在」「中盤ユニットがゴールを脅かす」とMF陣の攻撃への貢献度の高さを絶賛している。
フランクフルトの中盤がいかに効果的かはスタッツが物語っている。スコアポイント(得点+アシストの合計)で見ると、鎌田(スコアポイント7)、ゲッツェ(2)、ローデ(3)、ソウ(1)の4人で「13」。ブンデス内でこれを上回るのはジャマル・ムシアラ(8)、トーマス・ミュラー(7)、ジョシュア・キミッヒ(4)の3人で「19」に達する王者バイエルン・ミュンヘンのみとなっているようだ。
昨季EL制覇を成し遂げ、今季はUEFAチャンピオンズリーグにも出場しているフランクフルト。キャラクター豊かな中盤のタレントが進境著しいチームを支えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)