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香川の“相棒”ロイス復帰はさらに延期? エース不在が招くドルトムント攻撃陣の停滞
復帰の遅れはチームの致命傷になりかねない
直線ダッシュが可能なまでに回復したようだが、強化部長のミヒャエル・ツォルク氏は「まだ数週間かかるだろう。回復に必要な時間を使うべきだ」と語っているという。日本代表MF香川真司と流麗なコンビネーションを誇るアタッカーは、卓越したテクニックとスピードを生かした局面打開力、そして決定力を誇るが、これまで何度も故障に苦しめられてきた。
“ガラスの天才”復活の時は見えない。今季はバイエルン・ミュンヘンからドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ、ヴォルフスブルクからドイツ代表FWアンドレ・シュールレらを大量補強したが、昨季「ファンタスティック4」と称されたFWピエール=エメリク・オーバメヤン、MFロイス、香川、ヘンリク・ムヒタリアン(現マンチェスター・ユナイテッド)の攻撃ユニットが奏でた連動性と破壊力には程遠い状態だ。
UEFAチャンピオンズリーグも戦い、ブンデスリーガでは絶対王者バイエルンの牙城を脅かしたいドルトムントにとって、ロイスの復帰時期の遅れは今季のチームの命運を大きく左右する重要事項になるかもしれない。
最新のレポートによれば、ロイスは今週中にもチーム練習に復帰できる見通しとなったが、試合への復帰は10月以降になるという。今季ブンデスリーガの開幕から1カ月以上は、ロイス不在のなかで戦うことが濃厚になった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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