ソシエダ久保建英は「真の財産」 1G1Aの“躍動プレー”を現地メディア絶賛、攻撃センスに高評価「とてもクレバーだ」
敵地でのジローナ戦でスタメン出場、1ゴール1アシストと躍動し5-3勝利に貢献
スペイン1部レアル・ソシエダは、現地時間10月2日に行われたリーガ・エスパニョーラ第7節ジローナ戦を5-3で制した。先発出場した日本代表MF久保建英は1ゴール1アシストと躍動したなか、現地メディアは「“ラ・レアル”にとって真の財産」と、この試合のパフォーマンスを称えている。
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前線の一角で3試合連続となるスタメン出場となった久保は、いきなり仕事を果たす。前半8分、元スペイン代表MFダビド・シルバのスルーパスを受け、左サイドから左足でクロスを供給。これをファーサイドでノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートが合わせ、前節のエスパニョール戦に続くアシストで、先制点をお膳立てした。
試合はその後、点の取り合いとなり、3-3で迎えた後半26分、ソシエダはMFマルティン・スビメンディのゴールで勝ち越しに成功。そして、とどめを刺したのが久保だった。同40分、カウンターからセルロートのパスを受けると、ペナルティーエリア内から左足を一閃。低弾道の強烈な一撃をゴールに沈めて1ゴール1アシストと躍動した。
後半43分にピッチを退くまで、敵地でインパクトを放った久保。そのパフォーマンスは現地メディアでも注目され、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」の選手寸評では「成功も失敗もあるが、ボールを受けて(時にはかなり後ろか左寄りの位置で)ボックス内に持ち込む姿は、“ラ・レアル”にとって真の財産である」と綴られている。
また、ソシエダの地元メディア「Noticias de Gipuzkoa」は「セルロートとの相性も良く、常に危険な存在であった。彼はクオリティーが高く、とてもクレバーだ」と指摘。今夏に加入したノルウェー人ストライカーとの好連係に触れながら、主に攻撃面での貢献ぶりを称えた。
この日の活躍で、今季リーグ戦の通算成績を7試合2得点2アシストとした久保は試合後、「チームに僕はすごくフィットしている」とコメント。今夏に加入したソシエダでのプレーに手応えを掴んでおり、さらなる躍動に期待が懸かる。