ソシエダ久保&セルロート躍動「ほぼシティとハーランド」 マンCとの“酷似”海外指摘「ショーを見せた」
5得点のソシエダ、ド派手なゴールショーにスペイン紙「マルカ」が絶賛
日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地時間10月2日のリーガ・エスパニョーラ第7節のジローナを5-3で下し、今季4勝目(1分2敗)を手にした。久保が1得点1アシスト、ノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートが2得点1アシストと先発の2トップが躍動して快勝を収めたチームをスペイン紙「マルカ」は「ほぼマンチェスター・シティとハーランド」と絶賛している。
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両チーム合わせて8ゴールが乱れ飛ぶ接戦は2トップの一角で先発した久保のアシストで均衡が破れた。前半8分、MFダビド・シルバのパスを左サイドで受けた久保がグラウンダーのクロスを送ると、上手くDFの背後にポジションをとったセルロートが押し込んだ。さらにセルロートは1-2と一時逆転された後の同42分に胸トラップからの左足ボレーでこの日2点目の同点弾を決めた。
後半立ち上がりの3分に再びジローナに勝ち越しを許したソシエダだったが、同21分にスペイン代表MFブライス・メンデスのFKから追い付くと同25分にはMFマルティン・スビメンディが勝ち越しゴール。さらに同38分にセルロートのお膳立てから久保が強烈な左足のシュートを叩き込み、5-3で白星を手にした。
同日、イングランド・プレミアリーグではマンチェスター・シティがマンチェスター・ユナイテッドを6-3で撃破した。スコアが似ていることと、セルロートと同じノルウェー代表のFWアーリング・ブラウト・ハーランドがハットトリックと活躍したこともあり、マルカ紙はソシエダの勝利について「ほぼシティとハーランドのよう」と見出しを打ち、「イマノル監督のチームはグアルディオラ監督のチームにも引けず劣らずのショーを見せた」とその戦いぶりを絶賛した。
マルカ紙による選手採点ではセルロートとスビメンディの2人に最高の「3点」が付けられ、久保はシルバ、メンデス、ミケル・メリーノ、ジョン・パチェコと並ぶ3位タイの2点だった。今季の成績はこれで7試合出場2得点2アシスト。セルロートやシルバとの連係も抜群で、“チュリ・ウルディン(白と青。ソシエダの愛称)”の攻撃を力強く牽引している。