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「悲劇」「恐ろしい光景」 インドネシアサッカーリーグで大暴動、150人死亡の大惨事に海外衝撃「子供も犠牲者に」
アレマ対ペルセバヤ・スラバヤの試合後、サポーターと警官がピッチ上で衝突
インドネシア1部リーグのアレマ対ペルセバヤ・スラバヤ戦が現地時間10月1日に行われ、試合後にサポーターと警官隊がピッチ上で衝突。多数の死者が出る大惨事に発展し、海外メディアは「恐ろしい光景」「インドネシアサッカーの悲劇」と衝撃を持って伝えている。
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アレマの本拠地カンジュルハン・スタジアムで行われた一戦は、3-2でアウェーのペルセバヤ・スラバヤが勝利。これに激怒したホームサポーターが、試合終了のホイッスルとともにピッチへ乱入。鎮圧しようとした警察が催涙ガスを使用して対応したため、大暴動に発展した。
AP通信は、2人の警察官を含む120人以上が死亡したと報道。その後、死者数は増加し、米紙「ニューヨーク・タイムズ」は「パニック状態のなか、多くの人が踏みつけられ、少なくとも150人が死亡した」と指摘している。
この衝撃の一報は海外の複数メディアで報じられ、英紙「デイリー・エクスプレス」は「サッカー場での暴動で100人以上のファンが死亡、子供も犠牲者に」と見出しを打ち、「あらゆる年齢のサポーターが大けがを負い、恐ろしい光景が繰り広げられた」と伝えている。
記事では「警察はサポーターに対して催涙ガスを使用して対応したため、サッカーの試合終了直後に暴動が発生し、暴走して死者が出るという前代未聞の事態が発生した」と経緯も報道。医療施設は治療を受けるために運ばれてくる負傷した多くのファンに対応するのに苦労し、その結果、死者数は一晩中増加したという。
英紙「ガーディアン」では、地元保健所長のコメントを引用し、「120人以上が死亡し、彼らは混乱、過密、踏みつけ、窒息で命を落とした」と、その惨状を紹介。さらに、アルゼンチン紙「Ole」公式インスタグラムでは「インドネシアサッカーの悲劇。フィールドでの戦いの後、何人もの死者が出るだろう」と綴り、大暴動シーンの動画が公開されるなど、前代未聞の大暴動が世界に衝撃を与えている。