トッテナムDF、アーセナルとのダービーに水を差す「ホラータックル」を英糾弾「ばかげたチャレンジ」「無謀」

トッテナムDFエメルソン・ロイヤルがレッドカードを受ける瞬間【写真:ロイター】
トッテナムDFエメルソン・ロイヤルがレッドカードを受ける瞬間【写真:ロイター】

ブラジル代表DFエメルソン・ロイヤルがアーセナルFWへの危険タックルで一発退場

 イングランド1部トッテナムは10月1日、敵地でのプレミアリーグ第9節でアーセナルと対戦。一度は同点に追い付いたが、勝ち越されたあとにブラジル代表DFエメルソン・ロイヤルが危険なタックルで一発退場となり、流れを失って1-3で完敗を喫した。英メディアでも「ホラータックル」などと厳しい評価が下されている。

 試合は前半20分、アーセナルがガーナ代表MFトーマス・パーティーの鮮やかなゴールで先制。しかし、トッテナムもブラジル代表FWリシャルリソンが相手DFガブリエウ・マガリャンイスに倒されてPKを獲得し、これをエースのイングランド代表FWハリー・ケインが冷静に決めて同点に追い付いた。

 前半を1-1で折り返したなか、トッテナムは後半4分にブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスに勝ち越しゴールを被弾。一層白熱した展開となるなか、後半17分にブラジル代表DFエメルソン・ロイヤルがタッチライン際でアーセナルのブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリの左足目がけて背後からタックルを仕掛け、レッドカードで一発退場。1人少なくなったことで流れは一気にアーセナルに傾き、後半22分にスイス代表MFグラニト・ジャカに3点目を奪われて万事休すとなった。

 英ラジオ局「talkSPORT」は「ばかげたチャレンジで非難殺到」と切り出し、「エメルソン・ロイヤルはノースロンドン・ダービーでクラブのゲーム全体を危険にさらしただけだ」と糾弾。英紙「ザ・サン」も「ホラータックルでレッドカード。タックルのタイミングが悪く、無謀とみなされた」と指摘していた。

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