ムバッペ×ネイマールは今なお犬猿の仲!? PSG幹部が“失敗”認定「同じポジションの選手を2人獲得する間違いを犯した」
ルイス・カンポス氏の発言内容に英紙「ザ・サン」が反応
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールとフランス代表FWキリアン・ムバッペは今シーズン序盤、どちらがPKのキッカーを務めるかを巡り、対立が報じられた。この騒動が落ち着いたかと思われていたが、英紙「ザ・サン」は、「PSGのスポーツ・ダイレクターであるルイス・カンポス氏が、両者を揃って獲得したことが間違いだと認めた」と報じ、2人の不仲説に拍車をかけている。
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ネイマールとムバッペの不仲が話題になったのは、リーグ・アン第2節モンペリエ戦の時だった。PSGではムバッペがPKのキッカーに指名されていたが、前半43分にPKを獲得した場面で、ネイマールはすでにこの試合1本目のPKを外していたムバッペにボールを渡すことを拒否。5-2で勝利した試合後のロッカールームで、両者は頭を突き合わせ、激しい口論を繰り広げたという。
その後、ムバッペがPKをネイマールに譲るなど、両者の関係は落ち着いたかに思われていた。しかし、9月24日に行われたブラジル代表が3-0で勝利したガーナ代表の試合後、ミックスゾーンでムバッペとの関係について問われると、「キリアンと? 知らない」と答えるにとどまったことで、両者の確執が続いているのではないかと再び憶測が広まった。
そうしたなか、スポーツ・ダイレクターのルイス・カンポス氏が注目のコメントをした。PSGは、2017年にスペイン1部FCバルセロナからネイマールを、同じ夏にモナコからムバッペをレンタル移籍で獲得した。その翌年にはムバッペの移籍が完全移籍となっている。
ネイマールのコメントが世界中を賑わせた後、ルイス・カンポス氏は「私たちは過去に同じポジションの選手を2人獲得する間違いを犯した。鍵となるポジションの選手を欠いているため、移籍市場の成果は良くない。さらにほかのポジションでは選手がかぶっている」とコメント。これがネイマールとムバッペを示唆していると、「ザ・サン」は指摘している。
ムバッペ、ネイマール、さらにアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが構成する攻撃陣は世界最高という呼び声が高いが、ピッチ外での関係性は決して友好的ではないのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)