ブライトン、敵地でリバプールに3-3ドロー 2点リードから3発被弾で劣勢も途中出場の三笘を起点に同点弾

ブライトンがトロサールの3ゴールでリバプールとドロー決着【写真:Getty Images】
ブライトンがトロサールの3ゴールでリバプールとドロー決着【写真:Getty Images】

後半20分から途中出場した三笘を起点にトロサールがハットトリック達成

 イングランド1部ブライトンは10月1日、敵地アンフィールドでのプレミアリーグ第9節でリバプールと対戦。前半17分間でベルギー代表FWレアンドロ・トロサールが2ゴールを挙げてリードしたあと、一度はリバプールに逆転を許したが、終盤に追い付いて3-3で引き分けた。

 ブライトンは左ウイングでトロサールが先発出場。日本代表MF三笘薫はベンチスタートとなった。

 そのなかで前半4分、ブライトンは敵陣に攻め込み、相手のクリアが甘くなったこぼれ球を拾ってペナルティーエリア内左から左足シュートを突き刺して先制。さらに、同17分には、左サイドからパスをつなぐ巧みな連係から最後はトロサールがフィニッシュして、敵地アンフィールドであっという間に2点のリードを奪った。

 しかし、その後は徐々にリバプールの攻撃に押されていく。前半33分にリバプールのブラジル代表FWロベルト・フィルミーノに裏を取られてネットを揺らされ、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認を経てゴールと認定。後半9分にもカウンターからフィルミーノに決められ、同点に追い付かれてしまう。

 さらに、後半18分にはブライトンのイングランド人DFアダム・ウェブスターがオウンゴールを犯してリバプールが逆転。その2分後に三笘が途中投入され、左サイドに入った。

 三笘は後半27分、左サイドでリバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドと対峙。ドリブルで強引に振り切り、ゴールライン際をえぐって中央へ折り返したが、これはクリアに遭った。

 後半39分、ブライトンは三笘がペナルティーエリア外左から左足で折り返すと、流れたボールをファーサイドでトロサールが仕留めて同点ゴール。トロサールはハットトリック達成となった。

 ブライトンは三笘が入って息を吹き返し、敵地でリバプール相手に3-3の引き分けで試合を終えた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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