「なぜ?」 英雄パク・チソンがマンU加入時の名将からラブコールを回想「本気だとは思いもしなかった」
2005年にPSVからユナイテッドへ移籍
2005年から2012年まで7シーズンにわたってイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドで活躍した元韓国代表MFパク・チソン氏が、当時指揮していたアレックス・ファーガソン氏からの受けた“ラブコール”について振り返った。
Jリーグの京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)でのプレー経験もあるパク・チソン氏は、2003年にオランダ1部PSVへ移籍。3年後の05年にユナイテッドに引き抜かれた。
パク・チソン氏は、“赤い悪魔”の愛称で知られるユナイテッドで計200試合以上に出場。プレミアリーグ4度の優勝を経験するなど、主力選手の1人として活躍した。その献身的なプレースタイルは、サポーターからも絶大な支持を受け、プレミアリーグで最も成功したアジア人選手の1人だ。
引退後にはユナイテッドのアンバサダーも務めているパク・チソン氏は、米メディア「NBCスポーツ」でイングランドへ移籍した当時のエピソードを明かした。
「代理人からマン・ユナイテッドが僕に興味を持っていると聞かされたんだけど、初めは冗談だと思ったんだ。『なぜ?』って。本気だとは思いもしなかった。それからサー・アレックス・ファーガソンが僕からの電話を待っているとも言われた。やっぱり『なんで?』って感じだっただけど、『彼があなたと話したがっている』と言われて、それでようやく本当なんだと気付きました」
PSV時代の04-05シーズンにはCLでベスト4入りに貢献したパク・チソン氏。欧州の舞台でも強烈なインパクトを残して一躍名を挙げたが、それでもイングランドきっての名門クラブ、それも名将ファーガソン氏直々の誘いが現実のものだと素直に信じることはできなかったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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