代表＆ドルトムントで中心選手としてプレー、19歳ベリンガムに言及

　9月のUEFAネーションズリーグ（NL）の2連戦に出場し、ドイツ1部ボルシア・ドルトムントでも活躍をするMFジュード・ベリンガムに対して、イングランド1部リバプールでプレーするイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが「カタールで大きな役割を果たすと確信している」と絶賛した。英紙「デイリー・ミラー」の独占インタビューにて紹介されている。

　ベリンガムはバーミンガム・シティ（イングランド）のユース出身で、16歳の若さでトップチームデビューを果たし頭角を現すと、2020年にドルトムントへ完全移籍。同年には、イングランド代表デビューも飾り、史上3番目となる17歳136日の若さでA代表デビューを果たした。今季はリーグ戦全7試合に出場し、暫定3位に付けるチームの主力として活躍をしている。

　9月24日に行われたNLのイタリア戦（0-1）、27日のドイツ戦（3-3）の2連戦にもスタメン出場を果たしたベリンガム。同国代表でリバプールの主将を務めるヘンダーソンは、代表チームと所属クラブで中心プレーヤーとして活躍するベリンガムを絶賛した。

「彼は素晴らしいプロフェッショナルであり、彼のメンタリティーは今後の成長において本当に重要だ。彼はまだ若い選手だから、あまり大げさにしたくないんだ。もちろん、彼はトップ選手だし、カタールで大きな役割を果たすと確信しているよ」

　ヘンダーソンは19歳ながらトップレベルで活躍するベリンガムのメンタリティーに触れ、11月に開催されるカタール・ワールドカップ（W杯）での活躍に太鼓判を押した。

　今夏にも多くのビッグクラブが獲得に動いたとされるなか、ドルトムントへの残留を決断したベリンガム。近い将来の新天地候補としてヘンダーソンが所属するリバプールや、マンチェスター・ユナイテッド、スペイン1部レアル・マドリードなどが候補に挙がるなか、カタールW杯ではどのようなプレーを披露するだろうか。