今季初出場もミラン本田に更なる試練… 伊メディアが定位置争うスソを「間違いなく最も危険な選手」と大絶賛

本田は出場時間の短さと不発で採点なし

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、11日の本拠地ウディネーゼ戦の後半34分から途中出場を果たした。リーグ開幕から3試合目にして初めて出場機会を得たものの、チームは後半44分に決勝ゴールを奪われ、0-1で敗れた。イタリアメディアは出場期間も短く、数字に残る結果を残さなかった本田に「採点なし」とした一方で、右ウイングでスタメン出場のFWスソにはチーム最高評価が並んだ。背番号10にとって、レギュラー奪取の厳しさが浮き彫りになっている。

 本田は後半34分から出場し、右ウイングでプレーした。本田の投入前にミランのDFルカ・アントネッリが競り合いで頭を打ち、負傷交代による中断の影響で8分のアディショナルタイムが取られたため、実質的には20分近いプレータイムがあった。しかし、アディショナルタイム4分に惜しいクロスを送ったが得点には絡めず、チームも敗れたため本田には「採点なし」の厳しい評価が並んだ。

 ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」とサッカー情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」では、ともに本田のレギュラー争いのライバルであるFWスソに「6.5点」とチーム単独トップの評価を与えている。「ミランの中で間違いなく最も危険な選手だった」「誰よりも走り、積極的な1対1を仕掛けた」と、ホームで敗戦したゲームで合格点の評価を唯一受けて絶賛されている。

 

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