ミラン本田、ウディネーゼ戦後半34分から今季初出場! 好クロス供給も不発でチームも0−1負け

右ウイングでモンテッラ政権初の出番

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、11日の本拠地ウディネーゼ戦後半34分から途中出場。今季3試合目にして初出場となったが、後半43分にまさかの失点。アディショナルタイムの左足クロスも実らず、チームも0-1で敗北。今季2敗目を喫した。

 本田は0-0で迎えた後半34分にMFホセ・ソサとの交代でピッチに入った。停滞したスコアレスの展開で、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は勝ち点3を奪いに行くために、開幕からベンチを温め続けた背番号10に期待をかけた。本田の肩に手を回して指示を与えると、右ウイングのポジションに送り込んだ。その結果、スタメン出場していたスソは中盤にポジションを変える形になった。

 本田は同39分、MFアンドレア・ポーリが左サイド寄りでボールを保持した瞬間に、右サイドから中央に向けて猛然とフリーラン。ポーリからの決定的なパスが届いたかという場面だったが、わずかにボールが長くGKにキャッチされた。その直後にも、裏への抜け出しでスプリントを披露。ボールを保持してチャンスを作ったスソとは別の形で攻撃に絡もうとした。

 残り5分を切ったところで、モンテッラ監督はポーリに代えてFWジャンルカ・ラパドゥーラを投入し2トップに変更。昨季はお馴染みだった4-4-2システムで、右に本田、左にイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラの形になった。

しかし、勝利の女神はミランに微笑まず。後半44分、ウディネーゼは右からのクロスを途中出場のFWスティペ・ペリカが合わせてゴールに流し込み、これが決勝点となった。

 

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