背水の陣のフットサル“木暮ジャパン”、韓国から大量6ゴールを挙げて今大会勝利!
水谷颯真の代表初ゴールなどで6-0と快勝
AFCフットサルアジアカップ(アジア杯)は9月30日、大会4日目を迎え、グループDのフットサル日本代表は、フットサル韓国代表とのグループステージ第2戦に臨んだ。
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初戦のサウジアラビア代表戦(1-2)で、まさかの敗戦を喫した日本にとって、決勝ラウンド進出のためには勝たなければいけない一戦。1次ラウンド最終戦では昨年のフットサルW杯リトアニア2021に出場したベトナム代表と対戦することからも、可能な限り多くのゴールを挙げて得失点差を広げておきたいところだ。
木暮賢一郎監督は、初戦から先発を2人変更。GKピレス・イゴール、FP水谷颯真、FP吉川智貴、FPアルトゥール・オリヴェイラ、FP平田ネトアントニオマサノリの5人をピッチに送り出した。
ファーストシュートを韓国に打たれた日本だが、第1ピリオド2分に平田が立て続けにシュートを放つなど、韓国ゴールに迫っていく。そして同6分には、吉川のキックインからアルトゥールがボレーシュートを放つと、相手GKがボールをこぼし、それをゴールに押し込む形になり、オウンゴールで先制する。初戦のサウジ戦では2点目の遠かった日本だが、この日はすぐに2点目を奪う。
第1ピリオド7分、高い位置でプレスをかけてアルトゥールがボールを奪うと、FPクレパウジ・ヴィニシウス、平田とボールをつなぎ、ラストパスを受けたアルトゥールが強烈なシュートを叩き込み、リードを2点に広げた。
韓国はタイムアウトを取り、パワープレーを開始。サウジにパワープレーの形から2点を取られた日本だったが、この日はしっかりと韓国のボール回しに対応。シュートが枠に飛ぶ場面でも、GKイゴールが好セーブを見せて得点を許さなかった。第1ピリオド18分には、コーナーキックから水谷がミドルシュートを叩き込み、代表初ゴールを記録。3点をリードして前半を折り返した。
第2ピリオド、日本はFP石田健太郎、FP金澤空、FP清水和也、そして今大会、ここまで出場のなかったFP原田快のセットでスタートする。若い選手たちは、勢いのあるハイプレスを見せて日本に流れを持ってくる。第2ピリオド8分、日本は左サイドでFP長坂拓海のパスを受けたFP石田健太郎が1タッチでループシュートをゴールに決め、4点目を挙げる。その1分後にはGKイゴールのスローを起点に、FP金澤空も得点を決めて5-0とした。
韓国は再びパワープレーを開始するが、日本の守備は崩れない。逆にイゴール、石田が無人のゴールにシュートを放ったが、惜しくも決められなかった。第2ピリオド15分に、パスミスからピンチを招いた日本だったが、相手のシュートが枠を右に外れた。日本は同16分にも、韓国のパス回しがズレてボールがこぼれたところを吉川が無人のゴールにシュートを流し込み、6-0と大量リードとした。
その後も日本は韓国の反撃を抑え込み、6-0で勝利。初戦を落として背水の陣となっていたが、今大会の初勝利を挙げて、1次ラウンド突破に向けて一歩前進している。
Futsal X
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