ペップがダービーで“ミス連発守護神”を「アメージング」と絶賛 地元紙は不自然発言を疑問視

ダービー戦の前半42分、バルセロナからシティ加入のGKブラーボが衝撃のミスを犯す

 マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、10日のマンチェスター・ユナイテッドとのダービー戦で不安定なプレーを連発し、失点の原因を作ったチリ代表GKクラウディオ・ブラーボを「アメージングだった」と絶賛した。しかし、昨季までの正守護神だったイングランド代表GKジョー・ハートを追放してまで獲得した代役の失態と、ペップの不自然なフォローは波紋を広げている。地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」は「ブラーボのシティでのデビュー戦における大失態にグアルディオラが反応」と特集した。

 昨季までバルセロナに所属し、抜群の安定感を誇っていた名手はとんでもないミスを連発。前半42分、相手FWルーニーのFKに飛び出し、味方のDFジョン・ストーンズと交錯すると、このミスに乗じたFWズラタン・イブラヒモビッチがこぼれ球をゴールに突き刺すという衝撃のミスを犯した。

 前半アディショナルタイムには、DFサーニャとの連携ミスでゴールを空にし、あわや同点弾のピンチを迎えた。また後半11分には、イブラのシュートミスに助けられたものの、自陣で切り返しをミスし、慌ててスライディングを仕掛けてルーニーと激突する場面も。後半アディショナルタイムにも、セットプレーから相手の力弱いヘディングをなぜかキャッチミス。ストーンズが無人のゴール前でクリアするというピンチを招いた。

 だが、スペインの名将は擁護どころか絶賛している。ダービー戦で勝利を収めたシティだが、記事では「GKのエラーでイブラヒモビッチのゴールをお膳立てしたにもかかわらず、アメージングと絶賛している」「グアルディオラは、異論の多い契約を先月結び、ジョー・ハートの代わりに獲得したキーパーを擁護した。元バルセロナの男はリスクを冒し続けた」と疑問視している。

 

 

【関連記事】 香川の二の舞に? モウリーニョがムヒタリアンに痛烈なダメ出し「通常レベル以下の選手がいた」

 

【関連記事】 シティのデ・ブライネがダービーで躍動! 因縁あるモウの前で2ゴールを決めて主役に

【関連記事】 レスター地元紙が岡崎にチーム最低タイ評価 「常に何人かの赤いシャツに囲まれた」

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング