JFAの田嶋会長、9月の欧州遠征「非常に良い2試合」と総括 W杯へ期待「良い準備をして臨みたい」
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エクアドル戦後に欧州遠征2試合へ見解
田嶋幸三JFA(日本サッカー協会)会長が、ドイツ・デュッセルドルフで行われた国際親善試合・エクアドル戦(0-0)後に取材対応に応じ、9月の欧州遠征を総括。さまざまな選手起用やシステムを試した事実を引き合いに、「非常に良い2試合になった」と述べている。
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日本はカタール・ワールドカップ(W杯)メンバー発表前、最後のテストマッチとして、23日にアメリカ、27日にエクアドルと対戦。ともに本大会出場国となる2か国とドイツでの対戦となったなか、アメリカには2-0と完勝し、エクアドルとは劣勢の展開でのスコアレスドローとなった。
アメリカ戦では攻守で相手を上回り上々のパフォーマンスとなった一方、エクアドル戦は強度や技術で良さを出させてもらえない場面が多かった。田嶋会長は「勝てなかったことは残念」としつつも、今回の2試合について「多くの選手がプレーできたこと、アメリカ、エクアドルという、ある意味、ドイツ、コスタリカというようなことまでイメージしていたような試合です。すべての選手が変わって、いろんなシステムも少しずつ変えて非常に良い2試合になったんじゃないかと思います」と総括した。
日本代表は今後、本大会メンバー発表を行ったうえで、11月17日にアラブ首長国連邦(UAE)でカナダ代表と国際親善試合を開催し、本番へ臨む。「あと1か月少しの間で、選手たちがチームでしっかりとプレーし、レベルを少しでも上げてまず、選ばれること、カタールに短い期間ではありますけど、良い準備をして臨みたいと思っています」と田嶋会長。開幕まで2か月を切ったW杯本大会を見据えた。
【読者アンケート】日本代表@9月欧州遠征
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