南野拓実、エクアドル戦で“本職”トップ下先発へ 鎌田大地との違いに言及「僕のほうが、もう少しゴール前で仕事をするタイプ」
「個人的には前回のW杯も、その前のW杯も行けなくて悔しい思いをした」
27歳となった南野は、昨シーズンまでリバプールという世界的メガ・クラブでプレーしていたこともあり、現在の日本代表のなかでも、世界的に知名度は高い。だが、これまでW杯に出場した経験がない。
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改めてW杯への思いを聞かれると「個人的には前回のW杯も、その前のW杯も行けなくて悔しい思いをした。W杯への思いっていうのは、強いものがあるし、この4年間、このチームでプレーして、アジア予選を突破してきた部分もある。このW杯に懸けるものは、すごく強いものがある。でも、今、言えるのはここまで。終わっていい結果を出したあとに、またゆっくり振り返れればいいかなと思う。今は明日に集中して、頑張るだけだと思う」と、目の前のエクアドルとの試合に集中した。
アメリカ戦では、多くの決定機を迎えた鎌田が先制点を挙げて勝利に貢献した。その鎌田との比較についても、「僕のほうが、もう少しゴール前で仕事をするタイプだと思うので、そういう部分はいつもどおりプレーできればいい」と言い、「競争はチームにとっていいこと。自分がするべきことは、明日の試合で持てる力を全部出すこと。その結果、誰がW杯のピッチに立っているかは分かりませんが、チームが勝つために、自分は今、自分にできることをしようと思っています」と、闘志を燃やした。
W杯予選を通じて、日本代表の10番を背負って来たアタッカーは、どのようなプレーを見せ、W杯でピッチに立つためのアピールを終わらせるだろうか。