今季好調のエリクセン、全2得点に絡む活躍でフランス撃破

　デンマーク代表は現地時間9月24日、UEFAネーションズリーグ（NL）リーグA第6節でフランス代表と対戦し、2-0で勝利した。フル出場で勝利に貢献したデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン（マンチェスター・ユナイテッド）に対して、絶賛コメントが寄せられている。英紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が紹介した。

　2021年に行われたEURO2020（欧州選手権）の試合中に心停止で倒れ、植込み型除細動器（ICD）を装着しながらプレーしているエリクセン。今夏の移籍市場で契約満了となったイングランド1部ブレントフォードを退団し、ユナイテッドに加入。今季これまでリーグ戦全6試合にスタメン出場し、エリック・テン・ハフ監督監督の下、チームの中心選手として活躍している。

　中盤の一角としてフランス戦にスタメン出場したエリクセンは、前半33分にピッチ中央から左サイドにボールを展開し、FWカスパー・ドルベリが決めた先制ゴールの起点となった。同38分にはエリクセンのコーナーキック（CK）から追加点が生まれ、随所で存在感を示し、チームの勝利に貢献した。

　英サッカー情報サイト「Squawka」の公式ツイッターでは、100%のタックル成功、80回のボールタッチ、8回のチャンスクリエイトなど、エリクセンが記録した好スタッツを紹介。改めてエリクセンの貢献度が高かったことが窺えるスタッツとなっている。

　また、英紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」では、エリクセンの活躍を喜ぶユナイテッドサポーターたちの声を紹介。「正真正銘のワールドクラス」「毎日驚かされてばかり」「ユナイテッドが行った最高のビジネス」「エリクセンを見るのが楽しい」「こいつはすごい」など、絶賛の声が上がっていた。

　今季、心停止から完全復活と言えるハイパフォーマンスを披露しているエリクセン。11月に控えるカタール・ワールドカップ（W杯）や、ユナイテッドでさらなる活躍を多くのファン・サポーターが期待している。