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元Jリーガーが語る新スポーツくじ「WINNER」の魅力 “サッカーIQ”を高める理由とは?
【福西崇史×久保竜彦対談】くじの予想はサッカーの見方と同じ目線 ポイントは「この試合、どっちが勝つか」
2022年シーズン、いよいよ“新スポーツくじ”が登場した。toto、BIGというサッカーファン、Jリーグファンにはお馴染みのスポーツくじに、9月26日、待望の新しい仲間「WINNER」が加わった。J1のシーズン終盤となる第31節から、第25節と第27節の未消化分を含む残り試合において、同節内の1試合から結果を予想でき、1口200円で購入可能。「WINNER」はサッカーをより深く楽しめるコンテンツへと進化させてくれるはずだ。かつてJリーグで活躍し、J1優勝経験を持つ福西崇史氏と久保竜彦氏に、試合結果の予想につながるサッカーの見方について語ってもらった。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)
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◇ ◇ ◇
――早いもので、2022年シーズンのJ1リーグも残り5試合となりました。優勝争いや個人タイトル争いも楽しみですが、終盤戦はどんなところに注目して試合を見るとより楽しめるのでしょうか?
福西「僕はこの時期が、一番楽しい時期だと思っています。ここから先は、順位を意識した試合が続きますからね。J2、J3の昇格争いにしても各リーグの残留争いにしても、または優勝争いやACL(AFCチャンピオンズリーグ)出場枠を懸けた争いにしても。チームによって意気込みが違ってくるので「なんかとかしないといけない」と考える時期で、気持ちが前面に出る試合が多くなりますし、波乱も起きやすくなる。だから勝敗の予想もしづらい(苦笑)。でも、面白いなあと思います。ちなみにタツ(久保)は、個人タイトル争いとかしてたじゃん。終盤戦で、特にそういうところは意識しなかったの?」
久保「俺は意識せんかったね(笑)。チームが勝つことだけしか考えていなかったから」
福西「チームによっては『この人に点を取らせよう』っていう意識があったりするじゃない? 昔のジュビロ(磐田)のように」
久保「ゴン(中山雅史)さんだよね。あの頃のジュビロはチームが勝利を重ねながらも、個人にタイトルを取らせようとすることができていたチームだったからね」
――終盤戦となると、怪我や移籍などチーム構成も難しくなってくる時期だと思います。
久保「シーズンも終盤になると、疲れが溜まってくるから」
福西「監督からすれば過密日程とか、怪我もそうだけど、疲れが溜まっている選手を変えざるを得ないという難しい判断もしなくちゃいけない。90分起用できないとなると、60分だけ使うとかね。また、それによってチームの流れが変わってしまうこともある。良くなればいいけど、逆に悪くなることもあるし、前半と後半で試合展開が全く変わったりもする」
久保「終盤戦になると、特にそういう試合が多くなるよね」
福西「あとは残留争いをしているチームだったら、相手によって引き分けでOKなのか、勝ちに行くのかが違ってくるだろうし、それによっても戦い方が変わってくる」
久保「だからよっぽど試合を見続けていないと、結果を予想するのは簡単ではないよね?」
福西「簡単じゃないよ(苦笑)。でもさ、予想するだけで、試合が待ち遠しくなるというか、ワクワクするじゃない。それだけで十分なのかも」