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日本代表に電撃合流、長谷部誠が見た“森保ジャパン” 「中から見る代表は違った」レジェンドが抱いたチームへの期待感
「この場に来て、自分自身のためになったかなという感じのほうが強い」
チームに帯同した長谷部は、「基本的に、(吉田)麻也を中心に経験のある選手はたくさんいるので。そういう選手たちが、これまでの経験をチームに注入している部分はある。そのなかで若い選手、若くなくても初めてW杯を戦う選手がたくさんいるので、そういう選手たちからは、一緒にご飯を食べる時にW杯の雰囲気とか、そういうことを聞いてくれました。
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それが自分の言葉で伝えて、伝わっているか分かりませんが、彼らもW杯は特別という思いがあるなかで、今の選手たちは結果を出したいという思いをヒシヒシと感じました。多くの選手がヨーロッパで、よりプレーするようになり、彼らが普段やっていることのレベルの高さも話をしていて感じたので、それは間違いなく日本代表にプラスになっていると思うので、それぞれのチームで、それぞれのやり方でやっているものを、日本代表に少しでも還元できていけば日本代表はさらに強くなるんじゃないかなという感覚は持っています」と、チーム内で過ごして見えた印象を語った。
そして、「この場に来て、多くのことを学べた3日間で日本代表のためになったというより、自分自身のためになったかなという感じのほうが強いです。みんなの前で話してと言われて、どういう話をすればいいかなと思いましたが、聞きたいことがある選手は質問もしてくれましたし、本当に僕自身も何かができると思ってあまり来ていない。ただこうして久しぶりに日本代表の中に入り、見えるものはたくさんありました。外から見る今の日本代表よりも、中から見る今の日本代表は違うものがあった。W杯本番に向けて、すごく期待の持てるチームだと中から見て思いました」と、カタールでの戦いへの期待を膨らませた。
若手からベテラン、さらにはチームスタッフも含め、チームに関わるほとんどの人たちが長谷部の存在から刺激を受けたはず。吉田が語ったように、チーム内にいる者だけでなく、チーム外にいる者も含めて「総力戦」で臨まなければ、ドイツやスペインといった相手には勝つことは難しい。そうしたなかで長谷部は、3日という短期間でも新たな刺激を森保ジャパンに残していってくれたはずだ。