久保建英は「自慢のワイルドカード」 スペイン紙が日本代表の万能アタッカーに注目…アメリカ戦で「安堵のため息」

日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】
日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】

アメリカ戦に出場した久保の動向を注視「久保が無傷でドレッシングルームへ」

 森保一監督率いる日本代表(FIFAランキング24位)は9月23日、ドイツ・デュッセルドルフでのキリンチャレンジカップでアメリカ(同14位)と対戦し、2-0と勝利を収めた。スペイン1部レアル・ソシエダのMF久保建英は2列目左でスタメン出場したなか、スペイン紙「El Diario Vasco」は「久保建英、イマノルが誇るワイルドカード」と報じている。

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 今季ソシエダに加入した久保は開幕から連続出場を続けており、公式戦8試合出場で1ゴール2アシストの結果を残すなか、スペイン紙「El Diario Vasco」は代表戦に出場した久保のパフォーマンスに注目。「ソシエダの万能アタッカーは、金曜日に行われた日本対アメリカ戦で68分間プレーし、ウイングでもダメージを与えることができることを立証した」と伝えた。

 久保の動向に注目している理由は、ソシエダにとって欠かせない存在になっているからのようだ。「契約時にすでにソシエダにとって貴重な選手だった久保だが、攻撃陣に多数の欠員が出たため、これから1か月間の忙しい日々を過ごすイマノル(・アルグアシル監督)自慢のワイルドカードとなった。金曜日、ソシエダのコーチ陣は、日本代表としてアメリカ戦に出場した久保が無傷でドレッシングルームへ戻り、安堵のため息をついた。日本は2-0で勝利し、久保は68分間プレーし、攻撃的ポジションでプレーできる多面性を証明した」と記し、怪我なく終えたことを取り上げている。

 ソシエダでは2トップの一角を主戦場とし、新境地を開拓しつつある久保。「この日本人はソシエダにとってキープレーヤーだ。ほかのポジションでの貢献も評価されているが、ストライカーとして復帰する可能性も高まっている。攻撃的な選手が何人も欠場している今、彼はイマノルにとって自慢のワイルドカードなのだ」と触れ、久保の重要性を説いていた。

 27日にエクアドル戦を控えるなか、まずは怪我なく復帰することをソシエダ側は待ち望んでいるようだ。

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