国際親善試合ガーナ戦の前半15分にドリブルからアウトサイドキックでチャンス演出

　ブラジル代表は現地時間9月23日、フランスのル・アーブルでガーナ代表と国際親善試合を行い、3-0で勝利した。そのなかで、FWヴィニシウス・ジュニオール（レアル・マドリード）の技ありアウトサイドクロスに海外メディアも感嘆している。

　ブラジルは前半8分、DFマルキーニョス（パリ・サンジェルマン）のゴールで先制。さらに、FWリシャルリソン（トッテナム）とFWネイマール（パリ・サンジェルマン）のコンビで2点を奪い、カタール・ワールドカップ（W杯）出場国のガーナに3-0で快勝した。

　そのなかで、注目を集めているのがブラジルの1点リードで迎えた前半15分だ。ブラジルは左サイドにボールが渡り、ウイングで先発出場したヴィニシウスがペナルティーエリア内へ斜めにドリブルしながら右足アウトサイドでクロス。綺麗なカーブのかかったボールはファーサイドに飛び、飛び込んできたMFラフィーニャ（アル・アラビ）がフリーでジャンピングボレーを放ったが、枠を捉えられず絶好機を逃す形となった。

　英メディア「GIVE ME SPORT」は「信じられないパス」と見出しを打ち、「ヴィニシウスが魔法のパスに成功。超ゴージャス。アシストにならなかったのが残念だ。レアル・マドリードのルカ・モドリッチはアウトサイド（キック）でのピンポイントパスを得意とするが、クラブの同僚を誇りに思うだろう」と、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ（レアル・マドリード）を引き合いに出して伝えていた。