世界の「高額年俸指揮官トップ10」 歴戦の策士のなかで最も高給を得る名将は?

上位3人はCL制覇2度以上の経験あり

 トップ3はいずれも複数クラブでリーグタイトルを獲得し、CLでも2回以上の優勝経験を持つ名将がランクインした。

 3位は今夏にマンチェスター・ユナイテッドの新指揮官に就任したジョゼ・モウリーニョ監督。ポルトとインテルでCLを制覇し、チェルシーやレアルでも国内タイトルを積み重ねた。年俸は1230万ポンド(約16億8000万円)。

 2位はバイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督。ACミラン黄金期を築いたイタリア人指揮官は、13-14シーズンにはレアルでデシマ(10度目のCL優勝)を達成した。今季からドイツ王者を率いる戦術家の年俸は、1260万ポンド(約17億3000万円)となっている。

 そしてトップに立ったのは、マンチェスター・シティを率いるペップことジョゼップ・グアルディオラ監督。バルサを率いて08-09と10-11シーズンに欧州の頂点に立ち、昨季まで3年間指揮したバイエルンでもドイツでは敵なしのチームを作り上げた。年俸は1530万ポンド(約21億円)で、世界に2人といない異色の才能が世界で最も高給取りの指揮官として君臨している。

 トップ10は以下のとおり。

1位 1530万ポンド(約21億円)

ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・C)

2位 1260万ポンド(約17億3000万円)

カルロ・アンチェロッティ(バイエルン)

3位 1230万ポンド(約16億8000万円)

ジョゼ・モウリーニョ(マンチェスター・U)

4位 890万ポンド(約12億2000万円)

アーセン・ベンゲル(アーセナル)

5位 720万ポンド(約9億9000万円)

ルイス・エンリケ(バルセロナ)

6位 700万ポンド(約9億6000万円)

ユルゲン・クロップ(リバプール)

7位 660万ポンド(約9億円)

アントニオ・コンテ(チェルシー)

8位 600万ポンド(約8億2000万円)

ロナルド・クーマン(エバートン)

9位 510万ポンド(約7億円)

ディエゴ・シメオネ(アトレチコ・マドリード)

10位 460万ポンド(約6億3000万円)

ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリード)

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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