日本代表のドイツ遠征取材で実感した“ヤフー依存” 熱弁の長友佑都、川島永嗣が背後からツッコミ「熱く語ってるなー」

昼食に食べたケバブの中の肉のプレート。ひたすらしょっぱく、パンが欲しくなるご飯の味だった【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
昼食に食べたケバブの中の肉のプレート。ひたすらしょっぱく、パンが欲しくなるご飯の味だった【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

チームに合流した長谷部誠、スタッフと同じジャージ着用で選手たちとボールは蹴らず

 近くの交番の前に行き、食事ができる場所はないかと聞くと、3駅戻ったところにあると教えてもらう。試合当日になれば変わるのかもしれないが、少なくとも試合がない日は、エスプリ・アレーナ周辺では食事ができないようだ。

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 ということで素直に3駅引き返す。するとケバブのお店を発見。そこに入り、ドイツのカツレツで有名な「シュニッツェル」を頼もうとするが、この時間はまだできないと言われて、ケバブの肉のプレートを頼んだ。味がかなり濃く、ビールが欲しくなったが、さすがに取材前に飲むわけにもいかないので、グッとこらえる。

 のんびりと昼食をとっていたら、編集部から連絡を受け、締め切りのあった原稿を1本、すっぽかしていたことを指摘される。慌てて残っていた肉を口に放り込み、再びエスプリ・アリーナへ向かう。アリーナに隣接しているホテルに行けばパソコンを出せる場所があるだろうと考えた。

 エスプリ・アリーナ/メッセ―ノード駅を降りて、少し歩くとホテルの入り口があり、その少し先に椅子とテーブルがあることを確認。ここで原稿の執筆にとりかかった。編集部のみなさま、大変ご迷惑をおかけしました。

 原稿を書き終えようとした時、メキシコ人に声を掛けられる。その人は観光でデュッセルドルフを訪れ、日本とアメリカの試合も観戦する予定だという。せっかくなので話を聞かせてもらい、記事にさせてもらうことにした。

 そうこうしている間に、公式練習に向けて会場がオープンになる時間を過ぎていた。受付を済ませて服にプレス証を張り付けて、スタジアムの内部へ入る。地下の搬入口のようなところから入場したが、中はかなり複雑で、案内がいないと迷子になりそうだった。

 公式会見では、森保一監督が4バックを採用することを明言。話している雰囲気からは、おそらく4-2-3-1で試合をスタートさせそうだ。前日練習の前には、反町康治強化委員長がメディアを集め、長谷部誠(フランクフルト)が3日間、チームに合流することを発表。この時は、どういう形でチームに関わるかの具体的な説明はなかったが、コーチングスタッフと同じ黒いジャージを着て、選手たちとボールを蹴ることはなかった。

 すでに代表を引退しているとはいえ、今回のW杯は選手枠も26名に増えたし、対戦相手にドイツもいるし、現役でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出ている選手だし、選手として代表復帰しても良さそうだが、その可能性はないようだ。

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