日本代表のドイツ遠征取材で実感した“ヤフー依存” 熱弁の長友佑都、川島永嗣が背後からツッコミ「熱く語ってるなー」

取材帰りにデュッセルドルフ駅前を通ると何やらデモをやっており、たくさんの人だかり。マスクを付けている人は、ご覧のようにごく少数【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
取材帰りにデュッセルドルフ駅前を通ると何やらデモをやっており、たくさんの人だかり。マスクを付けている人は、ご覧のようにごく少数【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

【日本代表・取材記】欧州経済領域とイギリスで閲覧できないヤフージャパンの影響

 ドイツ到着2日目の9月22日、午前中はホテルで朝食をとりたいところだったが、予約したプランが、まさかの朝食別のプラン。1食あたり10ユーロ(約1400円)ということで見送ることにし、日本が勝利した場合、試合の翌日は申し込んで食べようと決める。

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 結局、部屋でニュースの確認や原稿の執筆をしている間に、10時を過ぎていた。ニュースの確認と言えばいつも日本ではヤフーを見ているのだが、2022年4月6日よりヤフージャパンは欧州経済領域(EEA)とイギリスからは利用できなくなったということで閲覧ができない。スマートフォンで検索した後も、最初に出てくるニュースがヤフーに掲載されているものだったりするが、こちらも見ることができないのは、結構、不便だ。ドイツに来て、改めてヤフーへの依存度の高さを思い知らされている。

 せっかくホテルから無料乗り物乗車券をもらったので、この日は公共の乗り物で日本代表が試合を行う会場となるエスプリ・アリーナまで行くことにした。グーグルマップを使えば、どの乗り物に乗ればいいかを教えてくれるから、全く迷うことがない。事前に計画を練る人にとっては不要かもしれないが、いつもバタバタとその場に合わせて動く自分には非常に助かる。

 朝から何も食べていなかったため、空腹を感じながらも移動。スタジアム周辺に食事ができそうなところがあれば、紹介しようと思いながらエスプリ・アレーナを目指す。最寄り駅に到着して、降りるとすぐにスタジアムが目に入る。その間、電車を降りて30秒もかからない。世界中、さまざまなスタジアムがあるだろうが、ここまで駅からのアクセスが良いスタジアムは、そうはないだろう。

 スタジアムの周辺を歩くが、どうやら食事できそうな場所がない。近くにいた人に尋ねると、スタジアムの向かいにあるイベント会場の中には食事ができるフードコートがあるものの、入場チケットがないと入れないという。バスを待っていた親切なその人は、余っているチケットがあったはずと鞄の中を探ってくれたが、結局、見つからずにイベント会場に入るのは断念した。

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