ボランチ、攻撃的MFとして高評価 鎌田大地、独紙が今季の大活躍に注目「フランクフルトで最も価値がある選手」
今季はここまで公式戦10試合で6得点3アシストをマーク
ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は夏に移籍の噂があったなかでチームに残留し、ここまで公式戦10試合で6得点3アシストと目覚ましい活躍を見せている。ドイツ紙「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」は「フランクフルトで最も価値のある選手」と称賛している。
契約が残り1年となっている鎌田は、今夏にイングランド1部トッテナムへの移籍が浮上。さらに、マーケット終盤にはポルトガル1部ベンフィカ移籍で合意したとも報じられた。
レポートによれば、フランクフルトのスポーツ・ディレクターを務めるマーカス・クレシェ氏も市場価値2200万ユーロ(「Transfermarkt」調べ)と言われる鎌田の売却にオープンな姿勢だったが、最終的には鎌田の残留を望むオリバー・グラスナー監督の説得もあって残留する運びとなった。
昨季UEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇にも大きく貢献した鎌田は、今季からボランチ起用にも応えるなど、プレーの幅を広げている。飛躍を続ける日本代表MFについて「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」紙はついて次のように記した。
「6番(ボランチ)のプレーメーカーあるいは攻撃的MFの1人としてどちらでも鎌田は素晴らしい仕事をしている。この日本代表選手はフランクフルトで最も価値のある選手の1人で、試合ごとに価値を高めている」
9月17日に行われたブンデスリーガ第7節シュツットガルト戦(3-1)ではいずれもセットプレーから1ゴール1アシストを決めるなど全3ゴールに絡む活躍でチームの勝利に導いた鎌田。フランクフルトに欠かせない存在としてまばゆいばかりの輝きを放っている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1