ムバッペは「メッシ&ネイマールとの調和が欠如」 好調なチームが抱える“懸念材料”とは?
ムバッペは今季公式戦10ゴールを挙げるもアシストはゼロ
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)は、開幕8試合で7勝1分と無敗をキープし、リーグ・アン首位に立っている。26得点・4失点と攻守に充実の試合を見せるなかで、スペイン紙「マルカ」は、フランス代表FWキリアン・ムバッペが「孤立」しているとしている。
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PSGは今季、8月28日のリーグ・アン第4節ASモナコ戦(1-1)で引き分けた以外は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を含めて公式戦ですべて勝利。ブラジル代表FWネイマール、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ムバッペの3トップで10試合計27ゴールを叩き出している。
そのなかで、スペイン紙「マルカ」は「ムバッペ:メッシ&ネイマールとの調和欠如を示すデータ」と見出しを打って、ムバッペに注目。「利己的とレッテルを貼られて逆風にさらされてきた」と、パスを出さなかったことで批判したモロッコ代表DFアクラフ・ハキミとの一件を紹介しながら、あるスタッツに目を向けた。
「ネイマールは11ゴール8アシスト(メッシに2本、ムバッペに3本)、メッシは6ゴール8アシスト(ムバッペに5本、ネイマールに3本)。それに対して、ムバッペは10ゴールを挙げているが、アシストはない。ネイマールとメッシの間には完全な調和があるが、ムバッペはプレー面でより『孤立』している」
今季好調のネイマールとメッシは、9月18日のリーグ・アン第8節リヨン戦(1-0)でも、2人のコンビネーションで決勝ゴールを奪った。ムバッペもプレーこそしているが、「中心的な役割を担っているのは事実だが、チームメイトとの関わりが減っているのではないかと懸念されている」と指摘している。
スペイン1部レアル・マドリードへの移籍が濃厚と目されていたなかで、今年5月に2025年6月末までPSGと契約延長を結んだムバッペ。ネイマール、メッシとのケミストリーの行方にも注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)