FA新会長が東京五輪に向けた“英国代表”再結成を力説 「我々は家族のようになるべきだ」
OA枠でベイル参戦の可能性も!?
「他のサッカー協会はもっともな問題を持っている。ただ我々は交渉のテーブルに着く必要があるし、家族のようになるべきだ。ウェールズやアイリッシュの控えを加えたイングランドのチームではなく、グレートブリテンのチームになるべきと信じる必要がある。我々は上手くいくための規則のセットを考え出し、日本での次のオリンピックに出る機会を取りにいくべきだ」
クラーク会長はこのように、東京五輪に向けての再結成を力説した。もし合同チームが結成されても、欧州予選を勝ち抜かなければならないという条件がつくことは確定的だが、もし出場を果たせばイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)は“東京五輪世代”に当たる。
またロンドン五輪出場を回避したものの、ウェールズ代表FWギャレス・ベイル(レアル・マドリード)にもオーバーエイジ枠での出場の可能性があり得るだけに、日本のサッカーファンとしては気になるところだ。果たして、FA新会長の“2020プラン”に英国の各協会は乗るのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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