闘莉王がカタールW杯のメンバー枠「プラス3」に持論 南アフリカW杯で惜しまれたプレーメーカーは?
「闘莉王TV」の最新回でカタールW杯行きの26人を予想
森保一監督率いる日本代表は、9月のドイツ遠征(23日アメリカ戦、27日エクアドル戦)に臨むメンバー30人が発表された。カタール・ワールドカップ(W杯)は登録メンバーが従来の23人から26人と3人増となるが、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は2010年南アフリカW杯のバックアップメンバー3人で絶好調だったプレーメーカーを登録できなかった過去から、「プラス3」の大きさを語っている。
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闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新回は、アメリカ戦に臨む森保ジャパンの現時点での26選手予想がテーマ。今大会は登録メンバーが3人増加することで持論を闘将は展開している。
「(W杯で代表メンバーの)選び方が失敗だと言われる。(その理由は)メンバー発表時とW杯までのプランが外れることがある。発表当時にすごく調子の良かった選手がW杯が近づくことでプレッシャーがかかる。普段どおりの力を出せないこともある。試合に出ないかもしれないと(バックアップメンバー役で)連れて行って、発表してからW杯開幕までものすごく調子が上がる選手がいる」
代表メンバー発表以降、調子が下がる選手もいる一方、本大会にむけて調子を一気に上げる選手もいると指摘した闘莉王氏は、ベスト16進出を果たした南アフリカ大会でも顕著な例があったという。
「2010年W杯に香川選手がバックアップメンバーだった。キャンプで香川選手がものすごく調子が良かった。もしかすると香川が登録されていたらあの2010年のW杯に出れたかもしれない。それぐらい調子が良かった」
当時バックアップメンバーとして岡田ジャパンにベルギー1部シント=トロイデンMF香川真司は紅白戦などで控え組で抜群のキレを披露。登録枠が3人多ければ、香川が南アフリカの地で躍動していたかもしれないと語った。
「もしかして香川が2010年にいたら、さらにアップグレードされていたかもしれない」
香川のように本大会直前で一気にパフォーマンスを上げそうな若手選出のメリットも浮き彫りになる最新回になっている。