横浜FM、A・ロペスが幻のゴール&松原が出血アクシデント 札幌戦0-0ドローも首位キープ、J1優勝へ邁進
両軍ともにチャンス創出もゴールならず 残り5試合で2位川崎と勝ち点5差
横浜F・マリノスは9月18日のJ1リーグ30節で北海道コンサドーレ札幌と対戦し、0-0と引き分けた。勝ち点1を積み上げた横浜FMが優勝に向けて首位をキープしている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
直近5試合で3勝1分1敗の首位・横浜FMは優勝争いを演じるなか、前日には2位の川崎フロンターレ、3位のサンフレッチェ広島が揃って引き分け、勝てば優勝に近づくなかで札幌戦を迎えた。
序盤、横浜FMが攻め込んでチャンスを創出。FWアンデルソン・ロペスを中心に相手ゴールへと迫った一方、札幌のGK菅野孝憲の好プレーもありゴールには至らない。その後は両者一歩も譲らず、0-0のまま前半を折り返した。
後半に入ると、横浜FMはMFマルコス・ジュニオールに代えてMF藤田譲瑠チマを投入。一方の札幌もMF小柏剛に代えてFW興梠慎三を送り込んだ。
後半11分、横浜FMはフリーキックの流れで一度は阻まれるも、拾ったFWエウベルが再びボールを入れると、最後はA・ロペスが押し込んでネットを揺らした。しかし、直後に主審がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)と交信し、オンフィールドレビューを実施。その結果、A・ロペスのシュート直前、藤田が札幌MF金子拓郎の足を踏んだ行為がファウルと判定され、ゴールは取り消しとなった。
後半18分、横浜FMはFW仲川輝人、FWヤン・マテウスを同時投入すると、札幌も同時間にMF荒野拓馬、MFスパチョークを起用。その後も両者譲らず、相手ゴールへ迫るものの、あと一歩でゴールに届かず。後半アディショナルタイムに横浜FMのDF松原健が競り合いで負傷し、出血するアクシデントに見舞われたがピッチに復帰し、そのまま0-0ドローに終わった。
首位の横浜FM(29試合消化)は勝ち点1を積み上げ、2位川崎(29試合消化)と勝ち点5差、3位広島(30試合消化)と同8差。残り5試合を残す横浜FMと川崎が激しいデットヒートを繰り広げるなか、最終盤の優勝争いは続く。
(FOOTBALL ZONE編集部)