残留争いの湘南、浦和に0-0ドロー 日本代表選出のFW町野修斗が途中出場も不発
両者とも敵陣の最後で精度を欠いて引き分け
湘南ベルマーレが9月17日にJ1リーグ第30節でホームに浦和レッズを迎え撃った一戦は、両者とも敵陣の最後で精度を欠いて0-0の引き分けに終わった。
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浦和は先月末から断続的に新型コロナウイルスに陽性反応を示した選手が複数いる関係でコンディションにバラつきがあるなか、FW江坂任とFWキャスパー・ユンカーの2トップをスタメンに送り込み、MF岩尾憲をベンチスタートにしてMF柴戸海をスタメン起用した。一方の湘南は残留争いの渦中で、ホームでなんとか勝ち点3がほしいゲームに日本代表FW町野修斗はベンチスタートになった。
立ち上がりから浦和が自陣からボールを持つところでバタバタとして整わない状況を利して、湘南が前向きな試合を展開。前半10分まで右サイドからのクロスでシュートまでいく場面を2回作るなど、いい形の攻撃も多くなった。
前半途中からは江坂が浮いた位置でボールを引き出すようになり、前半37分には江坂が背後に出した一発のパスにユンカーが抜け出してシュート。これはGK谷晃生がストップし、こぼれ球をジャンピングボレーで狙ったMFダヴィド・モーベルグのシュートも枠外に飛んだ。一方の湘南は前半ラストプレーで浦和のミスを突いてゴール前の完全フリーな状態でFWウェリントンがパスを受けたが、シュートを枠外に飛ばして決定機を逃した。
浦和のリカルド・ロドリゲス監督は後半のスタートから中盤に岩尾を投入。すると、巧みなポジショニングでプレスを回避して戦況を整えた。しかし、浦和は江坂やユンカーが狙ったシュートが谷の守備範囲に飛んでゴールを奪うには至らなかった。
湘南も後半10分に町野を送り出すなど交代を活用しながら攻め込む回数を増やしたが、浦和の最終ラインを割ることはできず。両者ノーゴールで試合を終え、勝ち点1ずつを分け合う結果になった。
(FOOTBALL ZONE編集部)