アーセナル冨安、センターバック起用の可能性浮上 ブレントフォード戦の“3つのプラン”を英予想
ホワイト&ジンチェンコの不在を想定した3つのオプションを指摘
イングランド1部アーセナルは両サイドバックでレギュラーを張るDFベン・ホワイトとDFオレクサンドル・ジンチェンコの2人に次節欠場の可能性が浮上している。現地メディアは2人の不在を想定した3つのオプションがあると予想している。
今シーズン、プレミアリーグで開幕5連勝を飾るなど現在5勝1敗で首位に立っているアーセナル。エリザベス女王の死去に伴い、第7節エバートン戦、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節のPSVアイントホーフェン戦と2試合連続で試合が延期されたなか、18日にはブレントフォードと敵地で対戦する。
英地元メディア「フットボール・ロンドン」によれば、この試合に向けて、右サイドバックのホワイトと左サイドバックのジンチェンコは欠場の可能性が浮上しているという。この2人の不在を想定し、ミケル・アルテタ監督が採用するオプションとして3つのプランを予想している。
1つ目のオプションは右サイドバックに冨安健洋、左サイドバックにDFキーラン・ティアニーをそれぞれの代役として起用すること。最近の起用法から見てもこれが最も自然で、妥当と言えるだろう。
2つ目は3バックの採用。ここまでセンターバックで不動のコンビとなっているDFウィリアム・サリバとDFガブリエウ・マガリャンイスに、冨安かDFロブ・ホールディングのどちらかを加えた3人が最終ラインとなり、その際はウイングバックにティアニーとFWブカヨ・サカが入るのではと予想されている。
そして、3つ目は4バックを継続し、選手の配置を大きく変える形。右サイドバックには昨シーズンレンタル先のマルセイユでこのポジションを経験しているサリバが入り、左サイドに冨安という配置。サリバがスライドした右センターバックはホールディングが務める。ブレントフォードの前線には空中戦に強いFWアイヴァン・トニーがいるだけに、その対策として長身の4人を並べる布陣が候補として挙がっているようだ。
守備のオールラウンダーである冨安は左右両サイド、そして3バックの一角と3つのポジションでの起用が予想されている。ふくらはぎの負傷の影響からここまでベンチスタートが主だが、9月8日のELグループ第1節FCチューリッヒ戦では今季初先発かつフル出場。コンディションの不安も解消されてきた。
2週間ぶりの公式戦でアルテタ監督がどのような采配を見せるのか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)