「闘莉王TV」の最新回でアメリカ戦のベストメンバーを予想

　日本サッカー協会（JFA）は9月15日、ドイツ・デュッセルドルフで行われるアメリカ（23日）、エクアドル（27日）とのキリンチャレンジカップ2試合のメンバー30人を発表した。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、森保ジャパンの3トップの左でなかなか結果の出せないフランス1部モナコのMF南野拓実に代わる、気鋭ドリブラーの先発起用を提言している。

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　闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新回は森保ジャパンがテーマ。ヴィッセル神戸FW大迫勇也ら主力に怪我人も出るなかで、9月23日に行われるアメリカ戦に向けた現状の最強ベストイレブンを特集している。

「思い切ってやってほしい」と森保監督に思い切った人選を求めたのは、左ウイングだった。「南野選手は全然調子が上がらない」とワールドカップ（W杯）最終予選や新天地モナコでも苦闘が続く背番号10の状況を不安視。「調子があまりに悪すぎる。日本代表は調子を上げる場所じゃない。三笘（薫）選手を左で使うべき」と提言している。

　打開力に優れる三笘も新天地ブライトンでレギュラーの座を確保できていない。「自分のチームで出ないと良くない」と指摘しつつ、闘莉王氏は最近の南野の不振ぶりに「起点にもならない」とバッサリ。「日本代表で攻撃できているのは三笘選手だけ（という試合もある）。“戦術・三笘”になっている」と高速ウインガーの先発起用を打ち出していた。