アーセナルに試練、過密スケジュール拍車へ EL延期で打撃、W杯前の日程が“超ハード”に
ELのPSVアイントホーフェン戦延期で新日程発表、10月に公式戦9試合を消化予定
日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは延期となっていたUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節PSVアイントホーフェン戦の新しい日程とそれに伴うプレミアリーグ第12節マンチェスター・シティ戦の延期を発表した。
エリザベス女王の死去を受け、先週末のプレミアリーグやミッドウィークにロンドンで開催予定だった欧州カップ戦は延期に。アーセナルはホームでPSVと対戦する予定だったため、リスケジュールを余儀なくされていた。
今年は11月にカタール・ワールドカップが開幕する影響からもともと異例の過密日程が組まれていた。さらに想定外だった試合の延期により、ハードスケジュールに拍車がかかっている。すでに11月まで試合の予定がぎっしりで新たに試合の予定を差し込む余裕がなかったため、アーセナルは10月19日に予定されていたプレミアリーグ第12節シティ戦を延期(開催日は未定)。そして同20日に延期分のPSV戦を開催することが決まった。
アーセナルにとってはまさに試練の10月となりそうだ。現時点での10月のスケジュールは以下のようになっている。
※=UEFAヨーロッパリーグ
1日 トッテナム(H)
6日 ボデ/グリムト(H)※
9日 リバプール(H)
13日 ボデ/グリムト(A)※
16日 リーズ・ユナイテッド(A)
20日 PSVアイントホーフェン(H)※
23日 サウサンプトン(A)
27日 PSVアイントホーフェン(A)※
30日 ノッティンガム・フォレスト(H)
過密日程のなかでシティとの大一番がなくなったとはいえ、それでも30日間で9試合を戦う。このうち中2日での開催が4回と選手たちへの負担は相当大きなものとなりそうだ。
プレミアリーグでは開幕5連勝を飾って首位に立つなど好調のアーセナルだが、この過酷な10月を無事に乗り切ることはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)